創業明治三十九年 仁生堂薬局 東京千住

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2017-08-18

第36話 『夏に多い脳梗塞』

 脳梗塞は夏に一番多いそうです。
 夏は汗をたくさんかくことで体の水分が減り、血液が濃く、流れにくくなります。そして、熱を発散させようとして抹消血管が広がり、脳の血流量が低下するために、血栓ができやすくなり脳梗塞が増えます。
 中医学では、汗をかくと、水分とともに栄養や元気の元である「正気」も失うと考えます。これが気陰両虚という状態です。夏は水分やミネラルを補うことはもちろん、気も補うことが大切です。気が充実することで体の機能が高まり、疲れにくくなり、元気でいられるようになります。
 生脈散(しょうみゃくさん)には人参、麦門冬、五味子という3つの生薬が配合されていて、体の潤いを増やしてキープ、血脈を活き活きとめぐらせて、体を軽くします。
 生脈散は点滴にも使用されてきた歴史があり、正に「飲む点滴」、夏の必需品です。
 さらに血管掃除が得意な丹参を併せれば、心臓や脳の負担が軽くなるので、夏の脳梗塞を減らすことが出来そうです。
 

PDF 夏に多い脳梗塞.pdf

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